#モンスト
#運極
#夜
熊「お疲れっす」
黒猫「･･･おぅ」
熊「どうっすか？」
黒猫「全く動き無しだ」
熊「はぁ･･･ 先輩、食べますか？」
黒猫「お 気が利くな」
熊「今日中に動きますかね？」
黒猫「あぁ。必ずな」
熊「しっかし、ヒデェ奴だな」
黒猫「ん？」
熊「自分の女が身体を売って稼いだ金を貢がして、自分はフラフラと家にも寄り付かねえ」
黒猫「本当に、酷い野郎だな」
熊「でもね俺、もっとわかんねーのは女の方っすよ。散々酷い目にあわされてきてんのに。･･･あーあ。彼女の目、醒させてやりてぇな」
黒猫「熊！捜査には絶対私情を持ち込むな。絶対にだ！」
熊「はい。わかってます。でも俺、本当彼女の気持ちわかんないっすよ」
黒猫「･･･気持ちは1つだけだ」
熊「･･･え？」
黒猫「好き･･･だからだ」
熊「･･･」
黒猫「男の事が」
熊「･･･」
黒猫「あの人は私を愛してくれている。最後には必ず私の所に帰ってきてくれる。･･･その思いだけで、女ってのは、生きていけるもんなんだ」
熊「･･･」
黒猫「それが女だ」
熊「･･･そんなもんすかねぇ。あ！先輩、コーヒーも買ってきたんで。飲みますか？」
黒猫「おう。･･･ゴクゴク(コイツが女だったら、結婚するのにな･･･)」
熊「先輩。俺も少しコーヒー貰っていいっすか？」
黒猫が飲みかけのコーヒーをサッと取り、喉を潤す熊。
黒猫「あっ･･･(間接キス･･･)」
熊「！？ ･･･先輩！アイツじゃないっすか！？ほら、あの部屋の中に入っていく！追っかけましょう！」
犯人を追い、遠ざかる熊の背中。
それを見つめ、惚ける黒猫。
黒猫「･････････恋してるっ❤️」
･･･ウチでは2匹とも、オスです。
